転勤の辞令。マイホームどうする!?
2019.3.28
突然、仕事中の夫から電話がかかってきました。
私はこの日、寒気と頭痛で仕事をおやすみし、ベッドで横になっていました。
眠っていたようで電話には気づかず、起きてからLINEを見ると、

大事なお話があります…。
普段、仕事中に夫から電話がかかってくることなんてなかった上、この一文…。
ただごとじゃない感。
起きてかけ直してみると、なんと、転勤の辞令が出たというではありませんか。
え!!
転勤はないと聞いていたのだが!
知っていたらマンション買っていないのだが!!
上層部が変わって、方針も変わったそうです。
そこからはもう、寒気も頭痛も吹っ飛びました!
“どこ配属なのかは正式な辞令が出るまでわからない。でも、多分ここだと思う。”
そんな曖昧な情報でしたが、ベッドの中で賃貸情報のサイトをチェック!
関東圏に住んでいた友人に、オススメの場所や沿線がないか聞いてみたり。
一日中調べて、夕方、不動産会社に連絡し、内見依頼までしていました。
次の週末には、関東まで来ていました。
3件しか内見しませんでしたが、無事にお互い納得した物件に出会うことができました。
あの電話があった日の、自分の行動力には、拍手を送りたい!
そして、あっという間に引越しの日が決まりました。
まさか、待ちに待ったダイニングチェアが届く日が、マイホームから引っ越す日になるとは…。
引越し当日に届いたダイニングチェアは、ダンボールから出されることなく、そのまま新たな場所へと運ばれていきました。
マイホーム、売却できた!毎週のレポートで一喜一憂。
マイホームは手放すことにはなってしまいましたが、私は新たな場所に少しウキウキしていました。
前に住んでいたところは最高だった!
場所も!職場も!
実家も近いし!
これ以上はない!
でも、もともと転勤族の親の元に生まれた私。
引越しがイヤじゃない。むしろ好きかも。
独身時代に転職も経験していたので、そこにも抵抗感がありませんでした。
(ありがたいことに、採用していただきやすい職種であることが大きいです…!)
大変だったのは、ローン返済+家賃の支払いがあったこと。
夫の会社から家賃補助はあるものの、支払いはいくらかある。
ローンも、2人共働きで組んだ金額なので、毎月そこそこな額です。
賃貸に出すか、売りに出すか。
両方出して、借り手、買い手が先についた方にする、という選択もできました。
悩みました。
売る為にも費用がかかります。
自分たちで買い手を探すことができれば、いくらか安く済ますこともできるけど、そんなあてもなく…。
最終的には、ありがたいことに売却することができました。
売りに出している間、毎週、不動産会社から、レポートがいただけるんです。
今週は、問い合わせが何件あったとか、内見があったかどうか、とか。
問い合わせ内容や、検討されている方がどう感じられているか、とか。
これは前向きに考えてくれそう!と思っていたのが、ダメでした、と連絡が来た時は、いつも残念な気持ちになりました。
このまま売れなかったらどうしよう、という不安もありました。
希望としては、賃貸より売ってしまいたかったので。
(賃貸だと、借主さまからの要望に応えたり、本業以外にやることが増えそうで避けたかったんです。
しかも、借りてもらえそうな家賃設定だと、毎月のローン返済額を下回っていた…。)
そんな中、不動産会社から、少し値下げの提案をいただき、承諾したところ、買い手がついたんです。
損失はもちろん出ました。
でも、比較的小さなダメージで済んだと思います。
実際、ローン返済さえなくなれば、毎月の家賃はかなり少なくてすみます。
2年くらい住めば、損した分も取り返せるかな、という程度で済みました。
(私の計算方法が合っているかはわかりません…笑)
結局、購入してから2年2ヶ月で売却、実質住んだのは9ヶ月で、マイホームとはお別れをしました。
気に入っていたので心残りはありますが、無事に手放すことができたので良かったと思っています。
…続きます。