私が経験した不妊治療の記録③

私が指摘されたことの詳細。

まず私が検査を始めてから移植に至るまでに指摘されたこと。

①子宮頚がん 軽度異形成
②β溶血性連鎖球菌 陽性
③多嚢胞性卵巣症候群
④抗ミュラー管ホルモンの数値が高い
⑤ビタミンDの数値が低い
⑥亜鉛の数値が低い
⑦慢性子宮内膜炎

まず、不妊と関係が直接あるわけではないと思うのですが、子宮頚がんの軽度異形成を告げられました。これは後にNILM(陰性:異常なし)となります。特に治療はしていません。

β溶血性連鎖球菌、これも陽性でした。陽性になる割合は1〜3割ほどとうかがったと思います。
これが陽性だったことは、もし出産に至ったら、医師にきちんと伝えてね、と言われました。

なんでも、妊婦さんが感染している場合は、生まれてくる子どもへの影響が出ないよう処置をほどこしながら出産することがあるとのこと。

専門的なことなので多くは語りませんが、出産前の検診でにきちんと検査されます。
私は、妊娠前の段階で判明したので、その時に治療しました。

他に、医師から告げられたのは、多嚢胞性卵巣症候群気味である。
卵胞が育ち切らない原因にもなる病気です。
こちらも特に投薬などはありません。

採血でわかったこととしては、
抗ミュラー管ホルモンの数値が高いこと。
卵巣が、赤ちゃんになりえる卵子をどの程度排卵する能力があるか(卵巣予備能)を知る指標になるものです。
私は、当時34歳でしたが、41歳相当だと告げられました。
こちらも投薬などはありませんでした。

ビタミンD亜鉛の数値が低いことがわかってからは、亜鉛のお薬と、ビタミンDのサプリメントが追加されました。
すでに自分で飲んでいた葉酸と合わせて、3種類になりました。

そして、移植前に発覚した慢性子宮内膜炎。子宮内膜にポツポツやモコモコがあり、これがツルツルにならないと移植できないとのこと。
(このような表現で申し訳ない…笑)
1クール、2クール目と異なるお薬で治療をしました。

金銭面の話。

1人目。不妊治療専門病院にいく前の婦人科で、約18万円(内、自費15万)、専門病院で約143万円(内、自費140万円)。

2人目は、保険診療が始まっていたことと、1人目の時に凍結していた胚をつかったので、約19万円。(内、自費13万円。)
自費のほとんどは、凍結胚の保存延長の費用で、治療はほとんど保険診療になっていました。

今までなら、自費で20万円かかっていたところが、保険診療になることで、6万円になったということですね。
不妊治療をしていたものとしては大変ありがたく、感謝しないといけませんね。

おおよそになりますが、180万円くらいになりました。
葉酸などサプリメント代、薬代なども合わせると、20万円くらいは上乗せになりそうですが。(葉酸とか高いですよね…。)

保険診療開始前は、東京都の助成金を申請できたので、手出しは減らすことができました。
全部で45万円です。
7桁にはなりましたが、助成金に大変助けられました。

保険診療開始前が大部分なので、これから治療という方の参考にはならないかもしれませんが、記録しておきます。

…続きます。

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